3社経験して確信した「成長するため」のインターン戦略

上林さんブログイメージトップ

こんにちは!a-works ライターの皆川です。

春は出会いと別れの季節。a-worksからも、3名のインターン生さんたちが卒業します。
さみしさで社員一同、目がうるうるしている今日このごろ。

それにしても、最近は企業にも学生にもインターンがかなり浸透してきましたね!
「今から参加するか検討中」という学生さんもたくさんいることでしょう。

私が大学生だった10年前はインターンなんてほとんど聞いたことがなかったので、時代の流れを感じます。

こうしてインターンが広まったことで、学生側にとっては選択肢やチャンスが増えた一方で

学生なのに企業に入って仕事をするってどんな価値があるの?

どんな会社を選んだら一番成長できる?

などなど、考えることも増えたのではないでしょうか?

そこで、a-worksでの約1年半のインターンを終えてこの春卒業する上林さんに、インターンに参加した経緯や仕事を通じて得たもの、辛かったことなど、包み隠さずリアルな心のうちを聞いてみました。

ベンチャー企業のインターンって何をしているの?

上林さんインタビュー風景

皆川
今日はよろしくお願いします!

まずは上林さんの具体的な業務内容を教えてください。

上林
僕の業務は、海外グループのベトナムでの海外事業の立ち上げが中心です。

ベトナムにおける僕のミッションは、現地メンバーを統率して本格的な自動車情報メディアを立ち上げることでした。

ベトナムでは、経済成長に伴って自家用車へのニーズが急拡大しています。

当然、どの車を購入すべきか?という情報へのニーズも高まります。
一方、社会主義的な制約でメディア業は発展が遅れていて、そこにビジネスチャンスを見出したというわけです。

XEHOINFOの紹介
2017年3月7日公開された自動車メディアXEHOINFO

皆川
インターンで海外ってすごいですよね!
しかも、業務内容ががっちり固まる前の新規事業の立ち上げって、嫌じゃなかったんですか?

上林
ぜんぜん!海外事業を担当することが決まった時は「学生なのに、こんなことやらせてくれるの!?」と、とてもワクワクしたのを覚えています。

つい先日、海外事業で滞在していたベトナムでの仕事を終え帰国しました。出国日には、事業立ち上げから苦楽を共にした現地メンバーが空港まで見送りに来てくれて、すごくうれしくて、同時に寂しくて涙が出ました。

1社目ではボコボコにされてフランスへ留学!?2社目は1ヶ月でさよなら

皆川
ところで、a-worksでインターンは3社目とか?

上林
はい。そうなんです。
過去2社の経験を経て自分の軸を確立したからこそ、a-worksでのインターンライフも充実したと思います。

皆川
1社目はどんな会社だったんですか?

上林
インターン1社目は、a-worksと同じ、Webマーケティングの企業でした。

あそこでは、精神的にボッコボコにされましたね・・・。
社長が恐くて厳しい職場ではあったのですが、何より自分の仕事の出来なさ加減に絶望しました。

落ち込みすぎて、当時は道行くサラリーマンが全員スーパーマンに見えたものです。

上林さんインタビュー風景2

皆川
インターンでも学生さん扱いなんて全くされない、本気の職場だったんですね。
その絶望からどうやって立ち直ったんですか?

上林
思い切って環境を変えようと思って、留学をすることにしました。

皆川
えっ、そこで留学しちゃうんですか?

上林
はい。大学の交換留学制度を使って格安で1年間フランスに留学しました。
自分みたいなダメなヤツが一人前の社会人になるには、大学4年じゃ足りないって思って、留学なら留年せずに1年延ばせるので。

皆川
追い詰められすぎじゃないですか!?

上林
でも、どんな人間になりたいかという自分軸を確立できたのは、インターン1社目の絶望と留学あってこそですよ。

日本では、学業、サークル活動、インターンに追われめちゃくちゃ忙しかったのですが、フランスでは語学のみ勉強していればOKというゆとりのある生活で、じっくり突き詰めて考える時間をたくさんとることができましたから。

それまでは「経営者になりたい・・・のかな?」という程度の漠然とした将来像しか持っていなかったのですが、フランスで頭に浮かんだのは、インターン1社目で出会った上司でした。

その人は万能のプレーヤーで、エンジニア業もできれば、マーケティングの知識も桁外れで、マネジメントも完璧。とにかく何をやっても僕の100倍くらいできて、しかもできないことがないんです。

かしこい人は何でもできる、何でもできるということは、人生の選択肢も多い人だ!という結論に至り、僕の自分軸は“かしこい人になりたい”に定まりました。

皆川
だからa-worksの会社アイコンも全知全能の神なんですね。

全知全能の神アイコン
上林さん専用のアイコン。
a-worksでは一人ずつアイコンがもらえます。

上林
はい、そうなんです(笑)

1社目の挫折は辛かったですが、自分の実力がわかったし、理想とする人に出会って自分軸が固まったので、人生において大きな転換点でしたね。

皆川
帰国後は、すぐにインターン2社目に入ったんですか?

上林
はい。でも、自分の成長したい方向と合わなかったので、2社目は1ヶ月くらいで早々に辞めました。

皆川
早い(笑)自分軸が決まっていると、そういうときの決断力も高まるんですね。

3社目はインターンなのに海外事業立ち上げ!選択肢が大きく広がった

皆川
で、3社目がここa-worksになるわけですね。

入社の経緯は1年前のブログにも書いてもらっていますが、卒業を迎えた今、自分軸の“かしこくなりたい”から振り返ってみてどうですか?

上林
できることも、選択肢もすごく広がったと思います。

まずは、考え方を変えてくれた人との出会いですね。

a-worksでの上司にあたる高田さんは、まさに僕の育ての親で、業務中も業務時間外もたくさん話をしてもらいました。

今、人生で具体的に何をやり遂げたいのか考えるきっかけをくれたのも、高田さんでした。

高田&上林
「育ての親」高田さん(左)との仕事風景

そして、社長の野山さん。「社長ってこういうもの」という固定概念を完全に破壊されました。

皆川
その社長に、インターンの身でまさかの海外事業を任されたんですもんね。

上林
そうなんです。
いままで考えてもみなかった選択肢を与えてもらいましたね。

楽しいばかりじゃない!異国の職場で自分軸と現実のギャップに苛まれた日々

ベトナムにて
ベトナムでの一幕

皆川
海外事業を任されたときはワクワクしたと言っていましたが、実際の現場ではでどうでしたか?
ぜったい大変ですよね。

上林
そうですね。

まず声をかけられたときに、ワクワクして楽しそうだと思う心の片隅に、「本当にうまくいくのかな・・・」という疑念もやっぱりありました。

メディア立ち上げはもともと広告代理店であるa-worksの本来の業務ではないし、何より僕は海外事業なんてまったく経験のない学生だったわけで。

実際に業務は地獄のように大変で、ベトナムに向かう日にはいつも「すみません、もう今回で限界かもしれません。次はもう無理かもしれません。」と言うのが定番パターンだったほどです。

皆川
どんなことが辛かったんですか?

上林
まず、ベトナムの暑さや慣れない食事、成長国ならではの大気汚染など環境面で、日本と同じパフォーマンスを発揮できない不自由さに落ち込みました。

それに現地スタッフとは言語が違うので、通訳を通してしか話すことができず、生の声が聞けない。
立ち上げ予定のメディアのターゲット層であるベトナム人の気持ちもわからない。
弁護士ですら曖昧な法解釈をかましてくるお国柄・・・などなど。

追い詰められて、「最後の学生生活を友達と遊んで楽しむことができたはずなのに、自分は何で働いているんだろう・・・」っていつも思ってましたね。

モチベーションが急降下して、「かしこい人になりたい」という理想と、八方塞がりの現実とのギャップに苦しみました。

自分の力で「できるのかな?」が「できる!」に変わった

皆川
でも、それを乗り越えたから、無事メディアが公開されたんですよね?
何がきっかけだったんですか?

上林
それは・・・今までの経験ですね。

インターン1社目での無力感は仕事ができない自分への絶望でしたが、ベトナムでの苦しみはあくまで環境によるものでした。
着実に自分が成長しているのを感じて、自信を取りもどすことができました。

次に課題になっていた現地スタッフとのコミュニケーションは、フランス留学でつかんだ「伝わらない日本語独自の言い回し」を避けるテクニックを応用しました。
これは現地人の通訳さんからも、とても感謝されましたね。

そこからは必死で仕事に取り組み、「できるのかな?」という不安が完全に消えて、「できる!」に変わったとき、人生の選択肢が大きく開けて、理想の「かしこい人」に近づいたのを感じました。

皆川
立ち上げたメディアも順調に育っているそうですね!

上林
地獄を見た甲斐あって、順調にアクセスと会員数を伸ばしています。
でも、これをもう一回やれといわれたら・・・・ぜったいイヤですね(笑)

インターンを通じて成長するには?

OPG上林仕事風景

皆川
こうして3社目のインターンも終わりつつあるのですが、インターン先の会社選びってやっぱり大切ですか?

上林
そうですね。ボコボコにされたけど学びの多かった1社目、何の手応えもなかった2社目、自分ではまったく想定していなかった経験を通じて人生の選択肢を大きく広げてくれたa-works、と3社を振り返って比べてみても、環境としての会社選びは大切だと思います。

でも、それ以上に重要だと確信したのが、自分の価値観を軸に、よく考えて行動することですね。

皆川
会社環境以上に自分の考え方が大事、ということでしょうか?

上林
はい。単にいい会社に入りさえすれば、面白い経験ができて、勝手に成長できるなんてことはありません。

a-worksで海外事業を担当させてもらえたのも、自分の考えを周囲に伝えて、仕事の姿勢にも反映していたからだと思っています。

極論ではあるけれど、やっぱり何でも自分次第だなと。

まずは自分は何がしたいのか、将来どうなりたいのかを考え抜いてみる。
そして、学生だから、インターンだからと受け身にならず、自分軸に忠実に行動すること。

これが、僕が経験から学んだインターンで成長するコツです。

インターンを募集している会社は山ほどあって、インターンに参加する同級生もたくさんいて、「就活に有利だよ」とか「インターンをすれば社会人としての基礎が身につく」なんて表面的な就活ハックも溢れていますが、インターンをすること、いい会社に入ることが目的化してしまっているなら、ぜひ一度、考える時間をたっぷりとって自分と向き合ってみてほしいです。

皆川
そうそう、インターンをした会社にそのまま入社する人もいると思うんですが、上林さんはa-worksを卒業しちゃうんですね。

上林
はい。東京のWebマーケティング関連企業で働くことになっています。

「このままa-worksに残りたいな」と思うことがなかったといえば嘘になりますが、いままでの経験から環境を変えることがより大きな成長につながることを確信しているので、潔く旅立ちたいと思います。

皆川
さみしいですが、上林さんらしいですね!
ありがとうございました。

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