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楽な仕事から楽しいと思える仕事に転職して気づいた「幸せに働くために絶対に知っておきたいこと」

「幸せに働くために絶対に知っておきたいこと」をお伝えしたいと思います。

プライベートは充実していたけれど心は満たされなかった

今の職場に転職してくる前、私は新卒入社した建築関係の会社に勤めていました。ITとは真逆のカッチリとした業界で、人の入れ替わりはほとんどなく、仕事も昔から決まったルーティンが大半を占めているような職場です。 自分なりに新しいやり方を考えて提案しても、これまでの慣習がありますから、「今までと同じやり方で」という流れは変えられず、モヤモヤを抱えたまま同じことを繰り返す日々。 事務職は17時半に終業だったので、プライベートを充実させて満たされない気持ちを埋めようともがいていました。

働く楽しさを教えてくれたのは副業だった

仕事の空虚感から逃れるため、私はクッキングスクールに通い始めたのですが、そこでスカウトされ、週に3日インストラクターとして働くことになりました。いわゆる「副業」です。 インストラクターの仕事は、「先生の授業は楽しいです!」と言ってもらえたり、生徒さんが喜んでくれるのがダイレクトに伝わってきて、本業とはうってかわって、楽しくて仕方なかった。 学ぼうと目をキラキラ輝かせている生徒さんたちと向き合っているうちに、私は人と出会うことや、相手に喜んでもらうことに幸せを感じる人間なんだと気づきました。 そこで、新しい環境を求めて転職を決意。 転職先は、会社の社風を重視して探しました。お給料より、福利厚生よりなにより、自分がやりたいことを受け入れてもらえるか、そこで働き続けたいと思えるかどうかが、自分の幸せに直結することがわかっていたからです。 そして出会ったのが今働いているa-worksでした。

残業もあるしゼロから自分で考えないといけない。でも、仕事が楽しい

[caption id="attachment_3093" align="aligncenter" width="750"]福本仕事風景 (マルチディスプレイで仕事するなんて以前は考えられませんでした!)[/caption] 転職して私の生活は一変しました。今まで仕事は書類中心だったのに、一気にデジタル化。ルーティンに収まらない新しい仕事や難しい課題が次々出てきますし、繁忙期には残業もあります。 でもその全てが楽しくて幸せだな〜って感じています。 課題を解決するために、仕組みを自分で考えたり、担当者と折衝することは確かに大変なのですが、それがうまくいけば相手に喜んでもらえます。 前職のルーティンワークは本当に決まった人と決まったやりとりしか必要なかったのですが、今では海外と連携するほどで、仕事の中でいろんな人に出会うことができます。 そんな中で、「経理関係で何かあったら福ちゃんに相談しよう!」という嬉しいサイクルも生まれてきています。 そう。私が仕事に求めていたことが全部手に入ったんです。

この差は何?会社と自分の価値観が合っているかどうか

これは単に、「前の職場は古くてつまらなくて、今の職場がキラキラで最高!」という話ではなくて、自分の価値観と会社の方向性が合っていることがとっても大切!ということをお伝えしたかったんです。 前の職場は、ワークライフバランスをしっかり取りたい人やプライベートで打ち込みたいことがある人にとっては最高の環境だったと思います。実際に、私以外の同僚は満足して働いているようでした。 今の職場は、私にとっては充実していますが、落ち着いて継続的な仕事をしたいなという人や、仕事のほかに本当のやりたいことがある、という人には悩ましいんじゃないでしょうか。(とはいえ、土日を濃く充実させる能力がすごくアップしたので、今はプライベートにも不満はありません↑↑) つまり、全ての人が満足できる理想の会社、理想の仕事なんていうものは存在しなくて、すべての中心には「自分がどうありたいか」、があるのだということ。 だから最高の環境はなんとなく流されていても見つからなくて、自分から積極的に求めていかないとつかめないのだと思います。

環境に頼るだけじゃなくて自分の価値観に沿って行動することも大事

自分の価値観に合う環境は大事です。でも、環境さえそろえば「勝手になにもかもうまくいってハッピー!」というわけでもないと思うんです。 環境が良くても全ては自分次第。自分の価値観を裏切らないように、私がいつも心がけていることが3つあります。

1. 「やってみる?」と声がかかったら、「やらせてください」と言う

新しい仕事は、自分の可能性を広げるチャンスと捉えています。 自分ができることが限られているのに、断ってしまったらさらに狭くなってしまいます。私は絶対にNOとは言いません。

2. 笑顔を絶やさない

落ち込んでいると、周りにもいい目で見られないし、仕事の相談もしてもらいにくくなってしまいます。 客観的な目で自分を見て、人から楽しそうに見えるように、表情や態度には気を使っています。

3. 上手くいかないことがあっても、ポジティブにとらえる

仕事は楽しいですが、楽ではないのでうまくいかないことも当然あります。新しいことが次々入ってくる分、すごく頑張って取り組んだのに、たち消えになったり中止になってガッカリすることも。 でも、自分が望んだことの延長線上であれば、結果がどうであれ、必ず成長にはつながっていると前向きに捉えるようにしています。そうすることで、次の新しい仕事にも新鮮な気持ちで取り組むことができるからです。 [br num=”1″] この3つを怠ってしまうと、どんなにいい環境でも、任せてもらえる範囲が狭くなって「自分のやりたい仕事をやって相手に喜んでもらう」という私の本当の希望から遠ざかってしまいます。 自分にとって最高の環境だからこそ甘えずに、どんなに大変なときでもこの3つは継続していこうと心に決めています。

さいごに

この転職経験を通じて、自分の本当の欲求や価値観がわかっていないと、どこへ行っても本当の意味で幸せにはなれないんだろうな、ということに気づきました。 だから、他の人にとっての理想の会社が自分にとってもベストとはぜんぜん限らないんです。 自分を知るって本当に大切! 私はこれからも、全力で頑張れる環境で、常にチャレンジを続けていきたいです。 ここまで読んでいただいてありがとうございました♡]]>