多数の導入実績を誇るASP管理ツール「AdCent」とは。保守を担当するシステム開発チームを深掘り!

複数のASPを一元管理できるa-worksオリジナルプロダクト「AdCent(アドセント)」。2017年の一般リリース以来、作業工数を大幅に削減できると多くのクライアントから支持されています。
※AdCentについて詳しくはこちらをご覧ください。

今回は、AdCentの保守を担当する「システム開発チーム」に、改めてAdCentのメリットをうかがうとともに、チームの業務やメンバーについても深掘りします!

【システム開発チームメンバー】
村上…2013入社。広告運用を担当後、システム開発チームを立ち上げ
太谷…2018入社。広告運用と平行して運用事務など他業務を経験しシステム開発チームへ
金谷…2019入社。AdCentのセールスチームにてサポートを担当し、システム開発チームへ

左から、システム開発チーム 太谷、金谷、村上、広報 石原

社内ツールが前身のAdCent。使い勝手のよさが評判を呼び社外への提供をスタート

村上:AdCentは、業務の効率化を図るためにつくった社内ツールが前身になっています。それをベースとして機能を充実させた新たなツールをつくったところ、クライアント企業から「使ってみたい」との声をいただいたことが社外への提供を始めたきっかけ。そこから使い勝手のよさが評判になり、複数企業からの「うちでも利用したい」との要望に応えるかたちで一般リリースが決まり、今に至ります。

AdCent管理画面イメージ

太谷:成果報酬型の広告はその仕組み上どうしても注文が重複するケースがあり、適切な広告費を支払うためには重複注文に対してどの成果を承認するかの判断が必要です。
一般的には広告担当者が手動で排除しなければいけませんが、AdCentを使えば重複排除をはじめ、データ抽出やレポート作成などこれまで時間がかかっていたさまざまな作業が軽減できます。

村上:アフィリエイト広告はほかのウェブ広告に比べて保守をはじめとしたコストワークが多く、a-worksのような代理店はクライアントへの報告も必要です。

私はAdCentの開発には関わっていないのですが、当時、クライアントの増加に伴い保守作業や資料作成に時間を取られてしまうという実情がありました。そうした中、「a-worksが求められている本質を見据えた提案」に時間と手間をかけるためにはなにをすべきか、との課題を解決するために「専用ツールをつくろう」との話が上がったと認識しています。

昔からa-worksは「どのような価値を提供できるか」に主眼を置いていますが、AdCentができたことでそうした部分に軸足を置けるようになりました。

ーー過去のクライアント対談でも「他の広告代理店と比べてa-worksは提案力が強い」との評価をいただくことが多いですが、他社の場合は「時間的にできない」という側面も大きいんですね。

太谷:報告業務に重きを置いている広告代理店は少なくないと思いますが、a-worksにとってのレポーティングはあくまでも「よりよい施策」を考えるためのもの。もちろん求められる資料は提出しますが、どちらにとっても不必要なレポートを作成することに価値があるとは思っていません。

また、AdCentそのものにレポート機能が備わっているので、改めて資料にまとめずとも画面を共有しながら打ち合わせをおこなうことも可能です。

広告運用にまつわる実務がわかるから「最適なアップデート」が可能に

ーーシステム開発チームはどのような業務を担当されているんでしょうか。

村上:AdCentの開発そのものは外部のシステム会社にお願いしているので、新しい機能の追加や改変をおこなう際の情報の取りまとめや精査を私と太谷が担当しています。簡単な実装であればこちらで手を動かすことも。カスタマーサポートは、ほぼすべて金谷が担当しています。

ーーAdCentとのかかわりは金谷さんがいちばん長いんですよね。

金谷:はい。所属部署は変わりつつも、a-worksに入社以来ずっとAdCentにかかわっています。
僕が入社したのは、AdCentの新規販売に力を入れ始めた時期。前職が営業だったこともあってAdCent契約後のクライアントをサポートするカスタマーサクセスに配属となったのですが、AdCentのさまざまな問い合わせに対応するうち、必然的に技術面にも携わるようになりました。

太谷:金谷さんは、いつの間にかバチバチのシステム屋さんになっていたんですよね(笑)

金谷:そうです(笑)とはいえ、もともとパソコンやシステムについて調べるのは好きだったので勉強は苦ではなかったですし、今も、新しい技術や知識に触れるのは楽しいですね。

村上:以前までは3人とも広告運用を担当する部署に所属していて、その部署内にAdCentサポート業務を置いていました。AdCentの技術面を担当していたメンバーが企画職へと移ったのを機に、私と太谷が少しずつAdCentの技術面にかかわるようになり、まずは部署内に「システム開発ユニット」を開設。2021年11月に「システム開発チーム」として独立しました。

ーー村上さんはなぜシステムに興味を?

村上:長らく広告運用を担当してきましたが、自身の次のステップを考えたときに、そろそろほかのスキルとの掛け合わせが必要なタイミングかなと思ったのがひとつです。システムにまつわる知見を広げることが、自身の広告運用のスキルを高めることにもつながるのでは、と。

加えて、a-worksがウェブを主軸とした広告代理店として生き残っていくには、これまで以上にシステムの知識が不可欠だろうという思いもありました。

太谷:村上さんは以前からおっしゃってましたよね。今後、既存事業を継続するにしても新規事業を立ち上げるにしても、もっと専門的な知識がいるよねって。

村上:自身が現場にいたからこそ、広告運用を理解した上でシステム面を考えられるチームが必要だと感じました。

社長には「それを体現するチームをつくりたい」と提案して今のシステム開発チームが立ち上がったわけですが、うまく機能しているのは太谷さんの存在が大きいですね。彼女はa-worksでは珍しくジョブローテーションを経験していますので、各部署の事情や実体を理解したうえでシステム要件に落とし込むことができるんです。

ーージョブローテーションは太谷さん自ら希望されたんですか?

太谷:入社時から、足りていないセクションや他の人が手掛けていない領域の知識を広げれば、それが自分の武器になるのではと考えていたので、「部門を横断した知識を身に着けたい」との思いはありました。

ですので、目の前の仕事にしっかり取り組みながらも、別の仕事を経験できそうなタイミングがあれば自分から手を挙げ、社内のさまざまな仕事を経験してきました。

村上:アカウントプランナー(広告運用)の要望はもちろん、事務や経理がどんなフローで処理をしていて、どういったことに煩雑さを感じているのか。ヒアリングでの情報収集とともに、これまでの経験をもとに実務を想像しながら開発に落とし込みができる点も太谷さんの強みだと感じています。

太谷:社内から「こういう機能が欲しい」と声が上がったとして、言われたままに実装したら別の部署の使い勝手が悪くなる、というケースもあるかもしれません。そうならないために、要望を叶えながらも全部署の状況に合わせたものに調整するにはどうしたらいいか、そもそもその機能は本当に必要なのか?といった検証も併せておこなっています。

AdCentと社内管理ツールに新しくメディア登録をおこなう際のフローを見直した際の検討図。作業内容と作業するシステム、管理データ、メール通知の流れを視覚化

村上:AdCentに限らずシステムは常にアップデートが必要ですが、あらゆる立場の利用者を想定した開発を続けられていることが、社外のAdCentユーザーの使い勝手の向上にもつながっているのだと思います。

金谷:システム部門とそれ以外の部署で意見が対立する会社は少なくないと思いますが、そこをうまくコントロールしてくれる太谷さんの存在はありがたいですね。

太谷:とはいえ、技術面の知識は金谷さんに頼りっぱなしです。今の業務を担当する前は、広告運用としてAdCentを利用をしてはいたけどサポートが何をしているのかってあまりわかっていなかったんです。AdCentに携わるようになって、金谷さんの知識量とスピード感に驚かされました。

今でも、どうやって金谷さんの仕事が回ってるのかが疑問で(笑)問い合わせへのレスポンスも早いですし、それ以外に調べることもたくさんあって、私の疑問にもすぐに答えてくれて…とても不思議です。

金谷:問い合わせ量は日によってバラツキがあるので…忙しいときももちろんあるんですけど、バランスよくやってると自分では思ってます(笑)

ーー「これはわからないな」という問い合わせはあるんですか?

金谷:外部サービスとの連携など、詳細がわからないと回答できない、といったケースはありますけどAdCentまわりに関して言えばほぼないですね。

太谷:金谷さんがいないと私と村上さんは倒れてしまいます(笑)

ツールに限定せず、会社や世の中の変化を察知しフレキシブルな対応を

金谷:AdCentの提供を続けるためには「適切な保守」が欠かせませんが、業界を見ていると、ITP対応をはじめ昨今のウェブ広告を取り巻く環境にアップデートできていないサービスが増えてきたように感じます。法律もブラウザの仕様もどんどん変わり続けていますが、成果報酬型の広告を成立させるためには、それらに日々対応していかないといけないので。

村上:そこに注力できているのは、アフィリエイトを主幹事業としているa-worksの強みかなと思っています。仕様変更や法律改正への対応など、他社さんの話を聞くとa-worksはかなりきっちりやっていると感じますし、その姿勢は崩したくないですね。

ただ、AdCentのリリースから6年以上が経ち、継ぎ接ぎの部分が目立ち始めているのも事実。もともと社内ツールだからこそ、現場の声を引き上げながら積極的な開発を続けられる点がAdCentの強みのひとつではあるのですが、今はチームとして「全体を見直して最適化を図ろう」との目標を掲げています。

太谷:例えば何か新しい機能を検討したときに、過去に追加された機能が動線や実装の邪魔をする、というケースがけっこうあるんですよね。整合性が取れていない部分や、不必要な機能の洗い出しも必要だと考えています。

村上:今後はそうしたことを引き起こさないようにしつつ、AdCentというツールに求められている目的に立ち戻り、全体像を俯瞰して一つひとつ精査しなければという心持ちで取り組んでいます。

金谷:また、技術を通じて会社や世の中の方向性にアジャストし続けていくことがシステム開発チームの命題だとも思っています。

会社からまったく新しい方向性を提示されたときに、AdCentの機能として取り組むのか、別のプロダクトを開発するのかはまだわかりませんが、その都度最適解を出せるチームでありたいですね。

村上:余談ですが、AdCentを手掛けてくださっている開発会社さんはめちゃくちゃ優秀な人たちの集まりなんです。リリースから6年が経った今も市場環境の変化に対応できていられるのは開発会社さんの力が大きいですし、その会社と組めたのはa-worksの運の良さだと思います。

太谷:私、開発会社さんと一緒に仕事ができる機会を得られたことがシステム開発チームに来て一番うれしかったことかもしれないです。話すたびに学ぶことばかりで。

金谷:わかります。AdCentの立ち上げに携わった社内メンバーや開発会社さんの圧倒的な知識量に触れるたびに「敵わないなあ」と思わされます。そうした人たちと同じ環境で働けることは自分にとって刺激的ですし、モチベーションでもありますね。

太谷:今のキャリアを体現できているのは、a-worksだからこそ。システム開発チームの仕事は続けつつ、個人的には、どうせだったら社内の仕事のすべてを網羅したいという気持ちもあるので、折を見てチャンスを狙っていきたいと思います(笑)


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